昇仙峡の見どころ

昇仙峡は日本を代表する景勝地の一つで、秩父多摩甲斐国立公園内にある渓谷です。覚円峰、登竜岩、猫岩、らくだ岩などの名前のついた奇岩(花崗岩が浸食されて出来た)や美しい滝などがあちらこちらに見られます。四季を通して豊かな自然を満喫することが出来ます。全国観光地百選で"渓谷の部第一位"に選ばれたことがあり、特に秋の紅葉は見事で多くの観光客で賑わいます。昇仙峡沿いの道を15人乗りの遊覧馬車(トテ馬車)に乗って、ゆったりじっくり景色を楽しみながら上って行くのも楽しいです。また、川沿いに遊歩道が整備されているところもあり、奇岩を間近に見ながらのハイキングも楽しめます。雄大な景色を楽しんでみたいという方には昇仙峡ロープウェイで羅漢寺山に登るのがおすすめです。山頂からは眼下に荒川ダム、富士山、南アルプスの山々、そして甲府盆地などが遥かに見渡せます。料金は往復大人1000円、小人500円。オフィシャルサイトからオンライン予約をすると往復の場合一割引になります。

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昇仙峡の土産店、美術館、ゴルフ場など

昇仙峡は昔は水晶の名産地でした。渓谷沿いの道路には、水晶を加工したお土産を売るショップがたくさんあります。昇仙峡の入り口のバス停近くには水晶工芸品メーカーが「観光宝石博物館」を開いており、水晶ををはじめとする貴石約100種類の原石を見ることが出来ます。もちろんお土産用に買い物も出来ます。ロープウェイ乗り場のすぐ近くには、100種類の山梨県産ワインの試飲や販売を行っている「山梨 ワイン王国」があります。「昇仙峡影絵の森美術館」も近くにあります。影絵作家の藤城清治が監修し作った世界初の影絵美術館です。影絵の展示のほかには山下清や水木しげるの作品も展示されています。ソフトドリンクと茶菓子が無料の影絵サロンや土産売り場もあります。オフィシャルサイトにはインターネット特典ページがあり、入場割引券やお土産割引券をプリントアウトすることが出来ます。昇仙峡の近くの高原にはバラエティーに富んだコースでゴルフが楽しめる昇仙峡カントリークラブがあります。甲府駅からタクシーで約20分、クラブバス(要予約)も出ています。

アクセスについて

東京方面からマイカーで行く場合。八王子インターチェンジから甲府昭和インターチェンジまで約1時間、甲府昭和インターチェンジを降りて昇仙峡まで約30分です。昇仙峡へ行く道はルートが限られています。新緑の季節のゴールデンウイーク中や紅葉の時季など行楽シーズンには大渋滞することが少なくありません。パーキング・スペースも限られているので、駐車する場所を探すのにも一苦労することが多いと思います。観光する時間を有効に使いたいという方はマイカーの利用は控え、電車・バスでのアプローチしたほうが良いかもしれません。東京都内(新宿)から甲府へ「特急あずさ号」で約80分、甲府駅南口にあるバスターミナル3番乗り場から山梨交通の路線バスに乗って昇仙峡口まで約30分で行けます。

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